親が亡くなった時、家・土地の相続どうしますか?

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親が亡くなった時、問題になりがちなのが相続問題。

我が家の財産は家と土地ですが・・・
相続する場合、相続登記が必要になってきます。

相続登記とは、不動産の所有者が亡くなった時、不動産の名義を相続人に変更し、もとの所有者から新しい所有者へ名義変更をする手続きです。

今回、父親がなくなり、実家の家と土地の名義を母へ変更する手続きを自分で行なったため、備忘録として残したいと思います。

家・土地の相続どうしようと考えている方、これから自分で手続きを行おうか検討している方の参考になれば嬉しいです。

目次

相続する?しない?それって負の遺産なんじゃ・・・?

親が亡くなった時に、いろいろとおこなう手続きや考えることがありますが、我が家で問題になったのは、家を相続をどうするかという問題。

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地方にある古い家は 負動産(マイナス資産) になるときいてたのですが・・・
まさに実家は負の遺産なんじゃ…

そんな思いから、父が亡くなったあと、家をどうするか?
家族(母、弟、わたしの3人)で話しあいました。

実家は、築40年。

ほぼ修繕もしていず、雨漏りもあり、老朽化がかなり進んでる状況です。

家は、坂のてっぺんで山のすぐ麓。
自然には恵まれてるかもですが、駅から遠く、買い物する場所も近くになく、車がないととっても不便な場所です。

母は愛着のあるこの家に住みたいという思いを持っていましたが、だんだん年をとっていくし、老朽化が進んでるボロ屋、まして不便なとこにあるこの家に住み続けることは可能なのか?と話しあいました。

ボロ屋だけど、鉄筋コンクリート造の我が家。
木造の家に比べると、解体するのに倍以上かかるようで、かなりの出費になるようです。

ちほ

負の財産としか思えない・・・

母の姉や友人が、自分たちで相続登記をした方がいるとのことだったので、自分たちで手続きすることも視野に入れました。

負の財産としか思えない実家ですが、まずはどうしていったらよいのか専門家に相談することにしました。

初回は無料で相談に乗ってくれる所が多いときき、地元の行政書士さんを探して無料相談を受けにいきました。

相続登記が義務化に

無料相談しにいった時、聞き慣れない言葉ばかりで困惑もしましたが、家の売買または処分を考えていることを伝えました。

売買するにしても、処分するにしても、名義を変更しなければできないので、いますぐでなくてもよいから、家族で話しあった後に、登記変更をするよう勧められました。

相談した際に、所有者不明の土地が、年々増加しているため、所有者不明の土地をなくすために法律が変わって、2024年4月から相続登記が義務化されるという情報を教えてもらいました。

正当な理由がないにもかかわらず義務に違反した場合には、10万円以下の過料が科されることがあるそうです。

ちほ

知らなかったとならないように、情報収集って大切ですね。

誰に相続するのか?

問題になってくるのが、相続を誰にするかということ。

母にするか?はたまた弟にするか?

わたしも弟も実家を離れ、それぞれ持ち家があるため、実家に帰る予定はありません。
実家までは3時間ほどかかるため、頻回に通える距離でもありません。

母は「元気に動けるうちは、この家に住み続ける」と言ってました。

自然な順番で考えると
母に家の名義変更をしても、母がなくなったら、また弟に名義を変える手続きが必要になってきます。

そのため、何度も手続きをするのが大変だからという理由で、最初から長男に名義を変える場合も少なくないようです。

ちほ

弟の名義にしたって、結局その後、家だけ残ってても困るよなぁ・・・

そんな思いから、ひどい娘かもしれませんが

「家は負の財産としか思えない、この家を残されてもわたしたちも孫たちも困る。」

とハッキリと母に言いました。

母はかなり悩んだようですが、老朽化しており不便な家に一人で住み続けることを心細く不安と思うようになったのと、わたしたちに迷惑をかけたくないと言う思いから、迷った末、家を手放して、わたし家族と弟家族が住んでいる地域へ引越す決意をしたのです。

家を手放すのであれば、母に名義を変えたほうが手続きが早そうだったため、弟ではなく母へ名義を変える方向に決めました。

家と土地の価値は?

行政書士さんからは、家と土地の価値を調べるようにアドバイスを受けました。

安値でも売れるのであれば、家と土地を売りたいという思いもあったため、不動産屋さんの無料診断を使って、家と土地の資産価値を調べてもらうことにしました。

実際に、家に訪問査定に来てもらい、資産価値をもとに売却時の価格を見積もってもらいました。
そして解体費用の見積もりもお願いしました。

ちほ

負の財産とわかった場合、相続放棄を選択する方もいるようです。

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見積もりの結果は?

売却時の見積もりと解体費用の見積もりがそろうのに1週間前後かかったように記憶してます。

鉄筋コンクリート造のためか、思った以上に、家と土地の資産価値はありました。

でも・・・
老朽化していること、過疎化が進んでる地域であること、不便な場所に家があること・・・などから、不動産屋での売却は難しいと断られてしまいました。

他の不動産屋さんにも連絡してみましたが、全て断られてしまいました。

ちほ

売却無理そう・・・どうしよう?

売却が厳しそうという現実を知り、ネットで調べてたところ、0円物件のことを知りました。

0円物件とは?

0円物件とは、不動産を処分したい人、欲しい人を繋ぐ、無償譲渡物件の不動産マッチング支援サイトです。

ちほ

空き家の処分に困っている方のお助けサイトです。

一時期、新聞やTVにも取り上げられたようで、母の知り合いも利用した方がいると聞き、とりあえず資料を取り寄せることにしました。

家を解体することを考えたら、家を0円でも手放したほうが、この先スッキリしそうと思いました。

申込みを考えていたら・・・

0円物件への申込みを考えていたら、とある不動産屋さんから連絡が入りました。

弟が連絡してくれていた不動産屋さんのようで、ぜひ物件を取り扱わせてほしいとのことでした。

ちほ

捨てる神あれば拾う神あり!

売れるかどうかはわかりませんが、不動産屋さんに売却をお願いしてみることにしました。

時期をみて、どうしても売れない場合は、0円物件に申し込む方向で、相続登記を同時に進めていくことにしました。

読者さん

0円物件で古い家を手に入れてリフォームして済む方も多いようですね!

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ちほ

相続登記の手続きについては↓記事を参照してくださいね。

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