最期の時をどう過ごしますか?自宅葬という選択

当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています
funeral

近年、家族葬という言葉を耳にする機会があるかと思います。

以前は、多くの方を読んで冠婚葬祭を行う場合が多かったと思いますが、時代は変化し多くの方を呼んで行うのではなく、家族や親しい方など少人数で行う方が増えているようです。

コロナ禍で密を避ける生活となり、一般葬よりも家族葬を行う方が一層増えているようです。

目次

家族葬とは?

読者さん

家族葬?

親族や近親者など、親しい方を中心にセレモニーホールや会館などで葬儀を行うことです。

参列者をどこまで呼ぶかは、明確な定義がないためご自身の判断になります。

家族葬の流れは一般的な葬儀とほぼ同じですが、少人数で行うため、家族の想いを反映した葬儀を行いやすいのが特長だと思います。

自宅葬とは?

読者さん

自宅葬?

自宅葬は、その名の通り、自身の住み慣れた自宅で葬儀を行うことです。

自宅葬には、葬儀会社を通さずにすべて自身で行う方法と、葬儀会社へ依頼する方法の2種類があります。

ちほ

我が家は葬儀会社に依頼しました。

なぜ自宅葬にしたのか?

父が入院する前年に、わたしの叔父さん(父の弟)が亡くなりました。

その時に、両親とお葬式の話をしたのですが

「色んな人は呼ばないで家族だけでゆったり最期を過ごしたいね。」

そんな言葉から、生前から、一般葬ではなく、家族葬にしようと決めてました。

実際に父が危篤状態になり、母とどうするかと話し合いました。

父も母も高齢となり、それに伴い親戚や友人なども一緒に高齢となっていること、コロナ禍ということもあり、多くの人は呼ばずに、小さく家族だけで自宅で行う『自宅葬』を選びました。

flower

6年ほど前に、父は認知症と診断され、次第に家で暴れるようになってしまい、家での生活が限界になりました。

結果、強制入院という形での入院となりました。

本人はよくわからないまま入院させられ、家に帰ってきたいのに帰ってこられない・・・

不満を抱えたまま、何年も病院で過ごし、そのうち、コロナ禍となり面会もままならなくなり認知もどんどん進んでいきました。

結局、自宅に帰ってこられないまま、最期を病院で迎えることになりました。

なので、(亡くなったあとですが)「自宅に連れてきてあげたい」という思いが一番の決め手となりました。

父が亡くなってから火葬するまでの間に友引があったため、2晩、家で過ごすことができました。

あわせて読みたい
決して避けて通れない「親との別れ」 アラフィフ世代は人生のステージが変わり、これからの人生について考えることが増えていく時期。その中でも考えるのは・・・命のこと。命あるものは必ず絶えるときがく...

自宅葬のメリット

1.住み慣れた自宅でアットホームに最期を迎えられる

途中、近所の方が線香を上げに来てくれたり、親戚も何名か火葬にきてくれました。

家族を中心に近親者のみで父の最期を見送りました。

母、弟家族、わたしの家族で二晩自宅で過ごしました。
子どもたちがちっちゃい頃は、よくみんなでキャンプや温泉などいっていたので、昔の思い出話などしながら、アットホームに過ごすことができました。

二晩あったので、徹夜は無理で、気づけば、みんな寝ていて、ろうそくも線香も消えちゃってましたが・・・

小さなことは気にせずに最期の時間を過ごしました。

2.葬儀に関するルールに縛られない

我が家は、特に信仰している宗教もなかったため、お坊さんも呼ばずに本当にシンプルなお葬式にしました。

湯灌や火葬のことはすべて葬儀会社の方が手配してくださるので助かりました。

3.費用を抑えられる

叔父がなくなった時に、家族で話し合ったこともあり、その頃から、母は終活をはじめ、葬儀の見積もりを事前に取っていました。

見積もりは、セレモニーホールを使って行う場合と自宅で行う場合の2種類とっていました。

その見積もりをもとに、削れるものは削ってシンプルなお葬式にしました。

セットに含まれているミニ祭壇やお花代はカットし、その代わり、自分たちで祭壇やお花を用意しました。

遺影写真も自分で準備しました。
いまは、昔のように遺影写真は大きくなく、普通のL版にしている方も多いと聞いたので、スマホに入ってた父の写真をお店でプリントアウトしてフレームも自分の好きなものを100円ショップで購入しました。

ろうそくも線香も葬儀屋さんが用意するものではなく、家にあるもので十分事足りました。

予算を削った分、弁当のランクを少しあげ、美味しいものを食べました。

明細書が手元にないため、詳しい金額がいまはわかりませんが、香典返しや火葬場でのお弁当代・飲み物代など含め、だいたい20万円程度で済んだのではないでしょうか。

おわりに

生前から亡くなったときの話をすることは

縁起でもない・・・

と避けがちですが

その時になって慌てて、後悔しないように、

自分はどのように人生を終えたいのか?

事前に家族と話し合ってみることも大切だと思います。

ちほ

話し合っておくことが大切です。

読者さん

「備えあれば憂いなし」ですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次